2015年9月25日

オジサンと手のひらをこっち向けた女子

・胃画廊展2期間中馬鹿天気でほとんどが雨だった。土曜のみ在廊(日曜は二日酔いなので)し、ギャラリ出て酔っ払った作家&お客と共にG君のアパートへ。7人も入ると部屋からはみ出す人も。なんやかんやしておるうちに女子が男にビンタする、という流れになり石川次郎ちゃんもひっぱたかれた。次郎ちゃん「全然キかないです~」言うのでグーで殴れ、という話になり女子は「え~いいんですかあ?」など言いながらもバチッと殴った。次郎は「もっと強く!」「いいんですかあ~」バチッ「もっともっと」「え~」バチッ「もっともっと」「え~」の間私はカメラのシャタをバチバチ押してたのだが後で写真見ると目をつぶったオジサンと手のひらをこっち向けた女子が写っておるだけ。動画にすればよかった。あまりにも馬鹿馬鹿しいので2時過ぎに歩いて帰った。2日後に次郎ちゃんから葉書が届く(次郎は節約のため電話じゃなく葉書を使うことが多い。そっちのほうが高くつくと思うのだが)。読むと「次の日、目の下に青タンが出来ました。嬉しいです。とても刺激的な夜を有り難うございます!」だって。
・嫁が咳をしはじめ、次に子供が鼻が詰まり、最後に俺が頭ボワワワア~ン
・ヴィレッジヴァンガードから2つ続けて市場商品を扱いたい、と嬉しい連絡あり、オンラインの方は納品終わったのだが、もうひとつの店舗扱いの方は頓挫した。理由はグロいから、規制が厳しくなってきたからとのこと。話を持ってきてくれた人の上司が判断したらしい。こういう事は時々あるので驚かなかったが、世間の文化のふり幅の狭さがを改めて実感。まあ、俺の作品への影響は何も響かぬけどね。つうことでこれからも胃画廊でひどいブツをじゃんじゃんUPするのでこっそり買うてね。
・ル・デルニエ・クリ主宰パキートがフランスで行った展示に対しとある団体から「何なんだこの汚らしいキチガイみたいなブツは!特にスチュミドの絵は児童ポルノじゃんか!即刻中止しろ!」との攻撃にあったらしい。アトリエに抗議電話が来たり、入口に警備員が立ったり、パキト個人情報もネットにUP,ルモンド誌に事件が載ったり、小さいデモが起こったり。詳しくは分からんが、ネガティブキャンペーンに利用されてるという話。つまり税金補助で開催した今回の展示に対して「こんなクソみたいな展示に税金使うこと許す今の政党を皆さんどう思いますか!」つうことらしい。こういう話は昔からあるが、ほんと馬鹿かといつも思います。世の中はダイヤモンドとウンコで成り立っており、その差が何もない、という真理を理解できない人には芸術の楽しみは皆無です。少女の裸、残酷描写、性器の露出、こういった表現がよくやり玉にあげられますが、人間がこれまで紡いできた歴史は戦争(暴力による支配)と性衝動(文化や社会のエネルギーやる気の元)です。それを規制しようが何しようがマグマはいつも内面で沸騰しています。そしていろんな形で爆発します。人間が一番平和で穏やかな世界を実現するには人間がすべて死ぬしかない。もし理性でそれを抑えるという日が来るとしたら、その時いるその生物はもう人間とは呼べないでしょう。人間はどうしようもない。私はあまり期待してません人にも自分にも。
・来日中のパキトを囲む会に参加して精算時に一人¥3,700と聞いて一気に酔いが醒め。
・家賃の安い多摩センターに引っ越そうか考えて現地視察。団地をいくつか見せてもらい、気にいった物件があったので駅から歩いてみるとすごい坂道のためベビーカーだと遠回りの道しかない。時間計ると30分弱かかった。こんなん毎日かよ!思いつつ団地の前に俺たちヘトヘト親子3人が通りかかると駐車場に入ろうとした住人と思しき車が後ろから近づきクラクション「ブッ!(邪魔だどけ)」その音と共に引越しの思いがちぎれ飛んだ。つげ義春の漫画みたい。